スマホ依存を脱却するには

こんばんは、今回は若者を中心に深刻化している「スマホ依存」の脱却の仕方について考えていこうと思います。

 

ではまずどうしてスマホ依存に陥るのかについて考えていきましょう

 

現代は過去に比べると経済的に豊かになっていてほとんどの人が毎日三食以上の食事をとれる環境にあり、いつでも安心して眠れる屋根のついた家に住んでいると思います

このごくごく当たり前のように思えるこのことはマズローの「欲求段階説」では生理的欲求と言い、生理的欲求は欲求の中では最下層に位置しています。

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そして上記の中の屋根のある家で安心して眠れるというのは「安全の欲求」という欲求を満たしています

 

そしてここからが本題に関係してきますがそれらの安全と生理的な欲求が満たされると次に「所属と愛の欲求」を満たそうとします

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この欲求は他者との関わりたいという欲求で高校や中学校では特にわかりやすくグループが形成されますよね

 

あのグループはまさにこの所属と愛の欲求によって形成されているのです


ここが満たされていない場合、インターネット上でグループや仲間意識を持つことでこの欲求を満たそうとします、TwitterなどのSNSでは投稿に「系統」といった種類分けがよくされますがこの系統によってグループ分けをして互いを認め合い所属欲求を満たしているのではないかと思われます

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インターネット上でグループ形成がされるとインターネットに接続しなければグループに参加できないので必然的にどこにでも持ち歩けるスマホの使用頻度が上がり結果的にスマホ依存症を引き起こします

 

 

次にあるのが「承認欲求」です

 

最近の特に若い人に人気のインスタグラムで一時期社会現象になった「インスタ映え」はまさに承認欲求の表れと言えます

 

このインスタ映えには「見栄えのいい写真を投稿してその写真を投稿している自分を評価してほしい、認めてもらいたい」という承認欲求の心理がはたらいています

 

映えな写真をほかにも自分の顔を投稿して褒めてもらうことで承認欲求を満たしたり、面白いことをツイートすることで笑ってもらうことで欲求を満たしたり、承認欲求の満たし方はスマホの登場で非常に多くなりました

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でもなぜ承認欲求がスマホ依存に関係するのか?

それは反応を見るためにスマホを頻繁に確認するようになるからです

 

何かツイートした時、インスタグラムに映えな写真を投稿した時にそれを見たほかのユーザーが行う反応である「いいね」「リツイート」をもらうことで承認欲求が満たされます、なのでこの反応がどれくらいか気になって頻繁にスマホを見ることで結果的にスマホ依存になるのです。

 

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ではここまで説明したスマホ依存や承認欲求を満たすための行動に対する懸念点を挙げていきたい思います

 

まずは大きく問題になっている食品ロスの増加です

映えのために飲み物や食べ物を買ったが写真を撮ったら満足してそのまま捨ててしまうといったことが第一に懸念されます

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次にネット上に顔を掲載することによるトラブルです

単純に男女が混在するインターネット上には性的な犯罪に手を染めるような人が紛れています、なので写真の背景から住居を特定されてストーカー被害にあうことや、ネットで知り合った人と会ってみたら写真と全然違う人で暴行されたなどの重大な事件に発展する可能性があることが懸念されます

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他にもスマホをいじりながら何かする「ながらスマホ」は自動車の衝突事故などに発展しますよね、現実にこのような事件が起きている以上これらのことは見過ごすことができませんよね

 

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こうした理由でスマホ依存などは脱却したほうが自身のためになるといえます

 

ではどうしたらスマホ依存から脱却できるでしょうか?

私が思いついたのは「会ったことのない人がいるSNSアカウントは消去する

です、そもそもあったことのない人は得体の知れない危険性を孕んでいるしネット上の弱い紐帯はそこまで自身にいい影響を与えないです、有限な若い大切な時間を知りもしない人との会話に費やすのはあまりにも無意味だと私は考えます。

 

次に無駄遣いの自覚をもつ、です

飲食物は観賞用でもSNS用でもなく食べる、飲むためのものです

飲みたくない、食べたくない、ものを写真一枚のために消費するのは無駄でありお粗末だという意識と自覚を持つといいと思います。

 

次に自分磨きをしましょう

一度、第三者の目線から自分を見つめてみましょう、SNSのいいねは果たして社会に出たときに何の役に立つでしょうか?そんな形も意味もないものに時間を費やすのは果たして有意義でしょうか?考えてみればきっと簡単にスマホ依存から脱却できると思います

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ではそれらの欲求の代替案として何をすればいいのか?

それは新しいことに挑戦することです、本を読んだり、映画を見たり、投資やブログなどの自分の普段手を出してこなかったコンテンツに顔を突っ込んでみましょう、きっとそのうちにSNSでは得られなかった満足感が得られると思います。