好きな人に好意を持ってもらうには
皆さんは「好きな人」「気になる人」ができたことはありませんか?
恐らくほとんどの人はこのような経験があると思います
しかしすべての恋が実る訳では無いというのが現実です…。
そこで今回は心理的側面から少しでも恋が実る可能性を上げるための「好きな人に好意を持ってもらう方法」について考えていこうと思います。
まず、人を好きになるとはどういうことでしょう?
心理学では好き嫌いの感情を「対人魅力」と言い、この対人魅力を気になる相手に感じることを人を好きになるといいます、そしてこの対人魅力は比較的近くにいる人に持ちやすいといわれています(接近性の原理という心理学の要素)。
他にも「単純接触効果」という言葉はご存じでしょうか?
単純接触効果とは同じ人と単純にたくさん会うとその人のことを無意識に意識するようになるという効果のことで、この単純接触効果こそが相手に自分を意識させる重要なポイントの一つなのです
なので好きな人に好意を持ってもらうためにはまず「1、たくさん会うこと」を意識しましょう、たくさん会うことで少なくとも相手は自分を意識するようになります。
では次に人はどのような状況で人を好きになるのでしょうか?
それは「不安な時」です、例えば受験期間やテスト期間にカップルは増えやすいです、何故なら生徒全体がテストや試験に対して不安を感じているからです、人は不安を感じると「親和欲求(人と仲良くしたい欲求)」が高まり、その親和欲求の高まりとテストの勉強会や受験勉強での単純接触が相まって互いに好意をもち結果的にカップルが大量発生するのです。
なので好きな人に好意を持ってもらうには次に「2、不安や恐怖を一緒に感じられる状況に持ち込む」ことを意識しましょう、先ほどの例のように中高生ならテスト勉強などが有効です、それ以外にもホラー映画やお化け屋敷、観覧車や心霊スポットも良いでしょう。
以上の二点が好きな人に好意を持ってもらうために意識すると効果が見込める心理的要素です、恋に悩む中高生の皆さん、それ以外の皆さんも是非これらを意識して意中の相手に単純接触してみてください、きっと何かしらの効果が見込めるはずです。
~おまけ~
よく外見が似たもの同士のカップルを見かけますよね、美女と野獣などとはかけ離れたバランスの取れたカップルです、ではなぜ似た者同士でくっつくのか、これは「マッチング効果」という心理的効果がはたらいています。
マッチング効果とは自分より優れた容姿の人と付き合うのはなんだかおこがましい、しかし、自分より劣った容姿の人と付き合うのはプライドが許さない(なんだかワガママな感じですが。)ということで結果的に自分と同じような容姿のレベルの人と付き合いやすいという心理学の効果です。
他にも外見ではなく性格面で互いに似たような要素を持つ人と付き合いやすい「共通性」
逆に自分にはない要素を持つ人と付き合いやすい「相補性」などの心理も存在します。
このようにカップルにも多くの心理が存在するわけです。
今回のお話は以上です。
この記事を見てもし心理学に興味を持っていただけたら他の記事でも心理学について書いているので見ていってください。